山陰旅行2日目（松江）

朝食を食べて宿の近くの船着き場で堀川巡りの船に乗る。船にはこたつが置いてあるので暖かい。堀川を巡るので当然、いくつもの橋をくぐる。低い橋の下をくぐるときには船の屋根が下げられる。乗っている客も頭を低くしないといけない。大阪にも堀巡りの船はあるけど、堀川の幅はもっと広いし、いくつかの橋には水門があって水位を調節している。船も大きくて座席自体が昇降する。それに比べれば松江の堀川は狭く船も小さいけど、その分、景色も水面も近くて風情を感じることができる。川沿いの武家屋敷や小泉八雲の像や松江城を眺めつつふれあい広場乗船場で降りる。この乗船場には夫婦船頭とカメの石像があったのだけど、カメの甲羅の一部分がハートマークになっていたらしい。気づいてたらしっかり写真を撮ったのに...。そこからは徒歩で小泉八雲記念館、小泉八雲旧居、武家屋敷を回り、松江城へ。

堀川巡り
　



小泉八雲旧居の部屋と武家屋敷の部屋
　

その後、再び船に乗り、一旦宿に戻って休息。それから車で近くをドライブし、夕方4時過ぎに宍道湖畔へ。夕日には少し早いけど、せっかくの夕日を逃すわけにはいかないので、じっくりと待つことにした。湖畔を走る道路には、湖と反対側に駐車場が設けてあり、地下道も整備されている。両側にはエレベータも設置されているので誰でも安全に湖岸側に渡ることができる。嫁ヶ島を中心にどの方向に夕日が沈むか示した看板もあるので、それに従って場所を決め落日を待つ。待っているだけは退屈なので、結局同じような写真ばっかり撮る羽目になった。すかっと晴れた日ではなかったけど、夕日も見れたし、まずまずの観光日和の一日だった。

夕暮れの宍道湖