山陰旅行3日目（境港～美保関～足立美術館）

今日の最初の移動先は、とりあえず行っとこか、の境港。
宿を出て、宍道湖と反対側（東側）にある中海の向こうはもう境港。中海に浮かぶ大根島を経由して対岸へ渡る。大根島は牡丹園が有名らしいけど、今は時期じゃないのでさくっと通り過ぎる。
境港に着いて、昨今有名らしい「水木しげるロード」に行ってみる。朝の9時半という時間帯なのか、平日のせいか、はたまた雨のせいかはわからないけど、人通り少なく寂れた感じ。駐車場には何台かの車も止まっているし、観光バスも見たけど、通り自体、めぼしい店もなさそうだし仕方ない気がした。それなのに妖怪の像があちこちにあるので、かえって気持ち悪くなりそう(^_^;。
とりあえず来た証拠のために写真をいくつか撮って車に戻る。なんと言っても寒い、寒すぎる。
次は美保関灯台。雨はやんだけど、相変わらずどんよりとした空。そして隠岐の島は見えない。時折航行する船舶が見えるだけ。一度、頭上を自衛隊機が飛んでいった。
お次は多古鼻。ここは隠岐の島に一番近いということで、隠岐の島の電波を拾いたい携帯ゲーマーが選択した場所（笑）。しかしここもどんより曇っていて、その上電波は拾えなかったらしい。残念だったね(^_^;。

昼食を済ませたあとは、再び松江市街地を経由して南に下り、足立美術館へ。

　

月曜だというのに、かなり賑わっている様子。バスツアーで立ち寄ったと思われる観光客も多い。そのせいか、客の大半は年配のおばちゃん、といった感じ。ここは庭園日本一というのが自慢らしく、「庭園日本一」と書いた石碑が置いてあった。確かに手入れは行き届いてる様子だしきれいなんだけど、庭には立ち入れないし、ガラス越しか渡り廊下の窓を開けて見るくらい。大勢の客が立ち入ればお手入れも行き届かないのだろうけど、お散歩もできない庭ってあまりありがたくない感じ。ロケーションを考えると二度と来ないかも知れない。入場料も高かったし。

美術館を出て宿へ帰った頃には、空が夕焼け色になる程度にはお天気は回復してきた。