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2010年12月23日
中央公会堂とウォールタペストリーと光絵画
この中央公会堂は大正時代に市に寄付されたお金で建てられたもの。そういえばその隣にある府立図書館は住友家の寄付で明治時代に建てられたものだし、昔のお金持ちはちゃんと公共のために大金を使ってたんだね。しかも宣伝がついてるわけでも建物に自分の名前が入っているわけでもない。
昔の方が貧富の差は大きかっただろうけど、それぞれ分をわきまえた生活をしていたと思う。お金がないからといって卑屈になるわけでもなかっただろうし。
見学会はエントランスを入ったところにある大集会室、3階の中集会室、小集会室、特別室を見ることができた(2階は大集会室の2階席がある)。公会堂の部屋は一般に貸し出されているので普段は自由に見ることはできないけれど(借りれば別)、この日はワンコイン(500円)で一般公開された。
中に入ったのは初めてだけど、外観同様、レトロできれいだった。天井近くには、あちこちにステンドグラスや絵や彫刻がはめ込まれているし、特別室の天井画は神話の世界が描かれている。中集会室ではコンサートもできるようになっていて、床に当たる照明は十字架や花の形に投影されていた。
この日は中集会室ではクラシックとジャズのミニコンサート、大集会室ではハンドベルコンサートが開かれていた。
大集会室。
中集会室。
床に投影された照明も華やか。
特別室。
正面から見えるドーム屋根の下のステンドグラスの窓はこの部屋だったのね。
天井には神話の世界が描かれている。
ひとしきり見学してからウォールタペストリーを見ようと列に並んだら、祝日のせいか、1時間も並ぶ羽目になってしまったけれど、やっぱりきれいなのでよかったかも。今回は静止画で。
イルミシーズン、寒くなければ楽しいものです。
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